バンクーバー珍道中

バンクーバーでの備忘録

Oggi With 6月号

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今月号はざっと流し読み、デニム系の特集で期待したが何か自分が思っていたのと違うな、と感じてしまう。

ふーむ、たぶんバンクーバーに来て女性のファッションにかなりの差を感じているからかもしれない。こちらの白人やラテン、黒人系の人の服装の派手さといったら我々男性陣の視線誘導が目的ではないのかと疑いたくなるほどだが(白のキャミソールにデニムのホットパンツ、後は小さめのバックにサングラス。靴はヒールにサンダル、スニーカーと多種多様)、それで特段本人に何か変化がないということはやはりそれが当たり前なのであろう。アジア圏に目を向けると韓国人は結構ファッションで西洋に近い印象で、きわどい服もよく見かける。中国、日本はファッション雑誌をまねたもので(頭をぐるりと取り囲むつば広の帽子にサングラス。トップスは白のブラウスかシャツ、足元は薄手のワイドパンツにスニーカー。他にベトナム人の女の子で、タイトスカートに白いシャツ。カーディガンを上に羽織、足元がヒール、というのも見かけた。)「如何にも」と言える。ただ、中国人のほうがネックレスやイヤリングなどの装飾をしている印象。こうも幅が広いのを毎日見ていると、「ファッション」という定義が揺らいでくる。うーん、日本だけで販売されているファッション誌だけを見ても意味がないんだろうか? しかし、海外のファッション誌にまで出すとかなり泥沼になりそうだし、うむむ。

 

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Withのほうもなんだかいまいち。ファッションよりも「結婚」など服装以外のことにフォーカスしていて、私の読みたい本ではない。ふーむ、「結婚はファッションだ」と言いたいわけではないだろうが、どうもファッション誌というよりお悩み相談所、それもかなりの少数意見だけを取り上げた極端なもののように見えて、やや辟易する。

ただ、やはりバンクーバーはBC州、あるいはカナダでも有数な都市だけあって、中心地だけで300万人が住んでいる。そのおかげでファッションの質もかなり高い、「はぇー、こんな着回しもできるんじゃー」と日々驚きの連続である。