バンクーバー珍道中

バンクーバーでの備忘録

天気が上向いてきた日曜日

 最近のバンクーバーは先月から続いていた豪雪がすっかり終わり、いつものどんよりした天気に戻った。気温が上がっているから着るものが少し薄くなるし、何より足元が凍結していないので歩きやすいことこの上ない。加えて、先月から豪雪が続いていたのも幸いしているのか今年のバンクーバーの天気は曇りは多いものの雨が少ない。昨年がほぼ毎日雨が降り続いたが今年はその半分という感じ、実に過ごしやすい。このまま3月までこの天気が続いてくれればよいが・・・。

 

 BC州政府の見解としては今週から23日までにオミクロン株の感染者がピークを迎える、という予測を立てているらしい。オミクロン株が広がる前で且つ年末年始での移動から丁度2週間が経過し、徐々にそこで広まってしまった感染者の全貌が明らかになり、そのピークが来週中になる、という見立てを立てているようだ。土曜日のバンクーバーサン紙でもこのオミクロンに対する楽観的な見方が出来るのではないか、という見解の記事を読んだが(それでも無論厳重に注意するべきと勧告していた)、BC州全体の傾向としては感染者は増えてはいるものの、展望が悲観一辺倒でない、という所だろうか。答え合わせは来週中、というか明日からの定時報告で増えるか減るかが分かるだろう。

 ただ個人的には、今抗がん剤治療だったかを始めたBC州政府首相のジョン・ホーガン氏がテレビに出る機会がめっきり減っているのが気になる。そこの後任人事も知りたい、NDPから臨時に立てるのか、もう一度選挙を行うのか、オミクロンが落ち着くまでは後回しだが、その後に争点になるだろう。

 

 新年早々ボニー・ヘンリー博士とアドリアン・ディクス氏は大忙しだなと思うが、いまだにこの二人の役職の区別がつかない。

 ボニー・ヘンリー博士は「Provincial Health Officer」と表記され、翻訳機にかければ州の衛生局長、対してアドリアン・ディクス氏は「BC Minister of Health.」と表記され、これはBC州の保健(衛生)大臣となる。

 で、テレビとかの会見を見る限りディクス氏の方がヘンリー博士より上位の役職にある気がするので、州の保健大臣の下に州の衛生局長が存在する、という解釈に今はなっているが、じゃあこれを分ける意味は何だ? どっちも管轄はほぼ一緒で州と市などで配属先が違うという訳でない。

 英語で検索を掛け、出てきたWikiを適当に翻訳機にかけてみると、まずディクス氏が長を務める州の保健省(The Ministry of Health)が存在し、そのいくつかの下部組織の中にヘンリー博士の所属する州の医療機関(Provincial Health Services Authority)という形で存在しているらしいが、うーん、これでは事実の列挙で具体的になんであるか、についての納得ができないな。

 こうなったらいっちょ州政府にメールでも投げてみるか