バンクーバー珍道中

バンクーバーでの備忘録

引き篭もり開始の火曜日

 オミクロン株の感染拡大で、バーや室内での集会に制限が掛けられまたしても引き篭もり大勝利の状況が続いている。買い物も混む時間を掛け、早朝を中心にしているので、人込みに巻き込まれることもないこれこそインドア=引きこもりの面目躍如というところか。

 こんな調子が新年まで続くので世の人々は大変だろうが、ぼっち引き篭もりの私にはまったく関係ない。世の流れから完全に取り残された男だが、これでクリスマスに嫉妬に狂いながら街を歩く必要がなくなったのはありがたい、この時期のボッチはこの嫉妬が殺意に変わる瞬間がいつになるのかに怯えているのである・・・。

 「また今年も・・・」をもうかれこれ24年も繰り返せば、流石に飽きても来るがその度に街中やテレビから流れるクリスマスを幸せそうにしている連中を見て、いずれは私も参加できるのだろうか? と想像もするが、そういったイメージが湧く前にぼっちになってしまったので、とてもそれは無理そうだ。

 ともかく、クリスマスもいつもと変わらず過ごすだろうな、とそれだけである。