バンクーバー珍道中

バンクーバーでの備忘録

難局に直面した木曜日

2/24

7時間睡眠

10時半起床

~16時半:仕事(通勤時間を含む)

~18時:夕食

~22時:ILAC

~23時就寝

 

今日はILACでIOETなるテストがあったんだが、すっかりそれを忘れていて遅番のシフトを入れてしまい授業開始して1時間後にやっとこさ参加できた。

ただ、ライティングパートは既に終了しており、残念ながらこれは㍘になる、まあもともと10点台は覚悟するところだからいいんだが、さすがにすっぽかしかけたのは良くない。

次のリーディングはカナダ10ドル札に肖像として描かれている女性についての問題でで、或る程度カナダの歴史を勉強している身としては、たとえそれが英語の問題で出てきてもある程度「いや、こんなことしてない(る)ぞ、」と推測が建てられて結構サクサク問題が解けた。核エネルギーについての問題もあったが、これもある程度知識があったので、「ちょ、それはないでしょ」という部分を修正していけば何とかうまくいった。

だが、最後のリスニングでかなり大きな問題が発生した。

今回のテストを受け持っているのはいつもWIFI回線に問題がある先生なんだが、この先生のPCからオーディオが流れ、それについて答える、という形で進む。

だが、この音声がかなり心もとなく、途切れ途切れ聞こえてきて、「こんなの日本語で問題出されても解けんぞ・・・」と頭を抱えた。

それはクラスメイトも同じで再三「音が聞こえない」と10人近い生徒が言っても、先生側のオーディオには問題ないらしく「イギリス英語のアクセントが~」と言うばかり。クラスメイトは何とか穏便にもう一度音声を流してもらおうと交渉していたが、そんなクラスメイトの中の一人が幾度にも渡る音声の切断に業を煮やしてしまった。

まず、チャットで不満をぶちまけ、全員がそれにたまげて先生がなんとかなだめようとしたときに、音声をオンにして「こういったことは前に何度もあったし、これからも何度もある。この問題はあんたがいる限りZOOMじゃ必ず起こるし、こんな『クソ』(Bull shit)授業なんてやってられるか」と先生に直接ぶちまけ、そのままZOOMを抜けてしまった。

そっからはクラスメイト全員で先生をなだめる異様な光景の元、やや硬直してしまった先生がテストについてのいくつかの補足を行い、再テストの日程を伝えて、今日のZOOMはお開きになった。

まあ、なんにしても言って良い事と悪い事の区別が付けられない人間がいる、というのはどこの国でも同じらしい。

恐らく罵声を浴びせたクラスメイトは停学、最悪は退学だが、それは本人の責任なのでどうでもよい。私にとっては「言いにくい事を言ってくれた」という事実だけを受け取ればいいだろう。やり方は最低の極みだったが。

いずれにしてもあのままではいずれ起こっていた出来事とはいえ、実際に起こると甚だ迷惑である。いかんな、先生に対する同情を書かなくてはいけないんだろうが、どうもそうする気になれない。

私はひどくどうでもよい、というのが私の答えだ。これよりも明日の朝、カフェのマネージャーにクローズ作業にケチを付けられるのでは? という方がよっぽど気になっている。やれやれ、小さい頃からの興味のない事には一切興味がない、という性格は変え難いものらしい、

来週の授業はどうなるんだろうねぇ。