バンクーバー珍道中

バンクーバーでのワーホリ備忘録

小説家への道(愚痴と苦悩がほとんど)

小説を書く

此の作は斯う云う教訓を書くために、それに合わせるように殊更に作家が筆を曲げて書いたのだと云うことを感じるなれば、私は其作に殊更故意に書き上げた作為の痕跡が見える丈け、それ丈け多くの作品としては失敗したものであると言わねばならぬ。 夏目漱石 …

だらけ

勇気とは、それがあれば何物も恐れないでいられる何かではなく、重圧の下での優雅さのことらしい。 WORLD END ECONOMICA2 ハル いかんせん小説へのやる気が枯渇してきている。自分が作っても・・・、と思ったり単純に面倒くさくなったりと色々あるが、これは…

小説を書いていて思う事

たとえばここに甲があって、ある憤りの結果、乙を殺す。罪を恐れて逃げる。後悔して自殺する。と仮定すると、憤りが源因で人を殺して、人を殺したのが源因で、罪を恐れるようになって、それがまた源因になって、後悔して、後悔の結果ついに自殺したことにな…

小説家の心構え

けれども真に向かって進む人は必ずしも好悪のない人とは申されません。真に向かって進む間だけ好悪の念を脱却するのであります。尿を検査する医師がいつでも尿に無頓着とは受け取れません。無頓着ならば食卓の上に便器があっても平然として食事ができるはず…

創作の難しさ

動物学者が御苦労にも泥溝の中から一滴の水を取って来て、しきりに顕微鏡で眺めています。たくさんの虫が見えるでしょう。しかしみんな裸体に違ない、のみならず時々はいかがわしい状態をするかもしれない。覗き込んでいる動物学者がこの有様を見て、いやこ…