バンクーバー珍道中

バンクーバーでの備忘録

(3月21日)現在のBC州内のコロナウィルス罹患者と年齢別罹患者

(3月20日時点でBC州内で348人のコロナウィルス罹患者が確認されている。ソースは画像内)

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(3月21日時点でのBC州コロナウィルス罹患者の年齢分布。ソースは画像内)
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画像を参考にすると、30代以下の罹患者は少ないのが良くわかる。BC州内の人口比で考えても全人口の内33%で11人の罹患者数とわかる。が、ここから先の世代すべては、BC州内で占める人口のパーセンテージを上回る人数が罹患している。特に90代は1%にもかかわらず、7名の罹患者が発生している。

無論これで「若者であれば罹患しない」などと暴論を言うつもりはまったくないが、街をゴーストタウンにし、スーパーでパンデミックが如く日用品を買い漁り、まるでスペイン風邪の再来のように思い込むのは馬鹿げてる。おまけに今日だけですでに400人以上のコロナウィルス罹患者が確認されているが、これは18000人近い検査を行った上で陽性反応が何人か? ということなので、検査人数を分母にすれば陽性反応になる確率は2%前後になる。

現在BC州内では日に日にコロナウィルス罹患者が増加傾向にあり、80人や70人といったペースで増えている。ただこれは検査する人数が増えたことによって相対的に増えたのではないか? という疑問が残る。それにメトロバンクーバー内の公共施設、レストランやカフェの営業自粛が始まったと同時にBC州での罹患者がかなりのペースで増加したことを考えると、これは偶然なのかあるいはへたなパニックを避けたい州政府が画策したのか、まあ深読みは避ける。

なんにしても適切な情報が政府、ニュースから流れている内はよいのか。にしても4月までにカフェで仕事できないと私本当に路頭に迷うことになるから勘弁していただきたい・・・。

誕生日の日曜日

本日不肖この私、23歳になりました。

まずめでたい事として致しましては22歳期間中に、語学留学、少女漫画読書、ファッション誌40冊読書、動画作成またYoutubeデビューを果たし、確実に「前年よりも賢く、また格好良くなった」という実感と実績を手に入れたことでございます。

今年も前年と変わらぬ、しかし中身の違う努力を続けより「賢く、格好良く」なるよう邁進して参ります。

当面の目標としてはIELTS5.0というスコアになりますが、その間にもたくさんの読書と柔軟な思考、常に自分自身を新しくすることに努め、より良い自分を目指していきたい所存であります。

つきましては先日3万円を投じ購入した新品のキーボードとシャオミーの時計、ブルートゥースイヤホン等は私への誕生日プレゼントとし、決して堪え性の無さから衝動買いをしてしまったという事ではない事をご報告いたします。

あの頃「は」楽しかったから、あの頃「も」楽しかったへ。今後とも毎日自堕落に過ごしていこうと思う今日はここまで、それでは。

バンクーバーニュース(3/11)

州保健担当官ボニー・ヘンリー博士は新たに7名のコロナウィルス感染者がBC州内で発生したことを発表した。これで、BC州のコロナウィルス感染者は46名まで増加した。

また今週初めにはBC州で初めてのコロナウィルスによる死亡者が発生している。

「誰もコロナウィルスに感染する可能性があります。我々は我々のシステムがコロナウィルスによって圧倒されることを避けなければなりません」

とヘンリー博士は答えている。

 

(ボニー・ヘンリー博士発言原文)

"It's not inevitable that everyone will become infected with this. It's not inevitable that our systems will be overwhelmed ... we do not have to be in that position,"

 

またヘンリー博士はコロナウィルスから回復した90代男性と60代女性がいることについても発表した。

しかし、BC州内では依然として警戒が続いており、多くの学校が閉鎖や春休みがを前倒しする動きが強くなっており、イベントのキャンセルも続いている。

 

政府の見解としてはまだ初期段階である事を拭えず、現在はカナダの全人口の30%から70%の人間が感染するリスクがあるとパティ・ハイドゥ保健大臣は語っている。これは全人口1130万人から2630万人に当たる。ただし、ハイドゥ保健大臣は「多くの人にとってコロナウィルスに感染したとしても、それは風邪かインフルエンザに罹ったように感じるだろう」と発言、しかし保健大臣が最も懸念していることは「脆弱な人々(vulnerable people 原文)」が感染することだとしている。

 

(パティ・ハイドゥ保健大臣発言原文)

”for a majority of people, this will feel like a cold or the flu."

 

カナダ政府は火曜日朝に追加費用として10億ドル以上に追加予算を認めたことを発表した。しかし、これに対し保守党の指導者候補であるエリン・オトゥール(Erin O'Toole)

はトルドー政権の発表数時間後に「COVID-19との戦いを断念した」("given up the fight against" COVID-19 原文)と書面で宣言した。オトゥールは「感染率の高い国」("countries with a high rate of infection." 原文)からのフライトを直ちに禁止しなければならないと述べた。

しかし、カナダの公衆衛生局長官であるテレサ・タム博士(Theresa Tam)はその措置はすでに無意味であると述べている。

タム博士は「ウィルスは国境を知らず、我々は完璧でないと分かった上で公衆衛生対策のバランスをとっていく必要がある」と述べ、さらに「私は常に言ってきましたが、感染した国の数が増えるたびに国境措置の効果と実行可能性はは低いのです。だから一つの国や他の国に対して焦点を当てるという事は対処や効果としてはるかに合理的でない可能性がある」と述べている。

 

テレサ・タム博士発言原文)

"I've always also said that as the number of countries increases, border measures are less effective and less feasible. So trying to focus on one country versus another can be much less reasonable as an approach, or effective."

 

 

バンクーバーコロナウィルス記事)

https://www.cbc.ca/news/canada/british-columbia/7-new-cases-of-coronavirus-found-in-b-c-as-top-doctor-calls-for-increased-social-distancing-1.5494453

(カナダ政府の対応)

https://www.cbc.ca/news/politics/covid19-coronavirus-trudeau-hajdu-pandemic-1.5494000

バンクーバーニュース(2/19)

ブリティッシュコロンビア州で最初にコロナウイルスに感染した人が完全に回復し、隔離状態を維持する必要がなくなったと、州保健担当官のボニー・ヘンリー博士が発表した。BC州で隔離しているほか3名についても症状は改善傾向にあるとも述べた。

しかし、引き続き感染した人と接触した可能性のある人については調査していくともしている。

 

パイプライン工事に対するデモ隊が99B-Lineが通るブロードウェイからクラーク通りに沿って行進し、交通を遮断した。これを受けてBC州最高裁判所はSkytrainへ交通妨害をするデモ隊を差し止める(injunction)許可を与えた。しかし、この差し止め命令はコマーシャル・ブロードウェイ駅を含む Skytrain施設にのみ適用される。もしもデモ隊がバスの遅延をもたらす可能性のある行動を取ってもそれを防ぐことはできない。

水曜日(2/19)の夕方は9.20.99線のバスは迂回ルートを通っており、いくつかの主要道路にはバスが走っていない。

このパイプラインへの抗議はカナダ全土に広がっており、1週間以上全国の鉄道、道路が混乱をきたした状態にある。

 

(コロナウィルス)

https://www.cbc.ca/news/canada/british-columbia/coronavirus-update-bc-bonnie-henry-health-1.5468220

(パイプライン抗議)

https://www.cbc.ca/news/canada/british-columbia/protesters-plan-block-traffic-broadway-commercial-1.5468482

コロナウィルスについて(2/16現在)

BC州保険担当官ボニー=ヘンリー博士(Dr. Bonnie Henry)はBC州で5番目のコロナウィルス感染者が発生したと2/14日に発表した。

新たな感染者は30代の女性で湖北省への渡航歴はないが、先週上海経由で帰国していることが分かっている。ブリティッシュ=コロンビア州疾病対策センター(BCCDC)は木曜日(2/13)に女性の検査結果が陽性である事を確認し、これは直ちにウィニペグにある国立微生物研究所に送られ、再確認が行われる。女性は帰国直後、自身の体調不良に気付いたためすぐに自分自身を隔離したと述べている。Interior HealthVancouver Coastal Healthは現在女性と接触した人々を調査中とのこと。また女性と同じ便でバンクーバーに来た乗客について調べるかも検討中である。

また、ボニー=ヘンリー博士はBC州での最初のコロナウィルス感染者の容体が良好であり、回復に向かっていることも発表。BC州の全コロナウィルス感染者の容体はとても安定しているとも述べた。

BC州の保健大臣エイドリアン・ディックス はカナダの中でBC州が最もウィルスについてのテストが行われており、今週(2/9あるいは2/10から2/14)だけで約500人を対処に715回以上のテストを行ったと述べた。

 

新型コロナウィルス(COVID-19)の中国での感染者が14840名まで上昇、死者の数は1310名に達しており、その致死率が10%に迫る勢い。

ロイター通信は武漢でのコロナウィルス流行の原因に初期対応の遅れがあると指摘、検査に必要なRNA検査が武漢にはなかったため対応が遅れた事を指摘した。

中国国内では爆発的に感染と死者が急増しているが、そのほかの国では死亡したのは香港とフィリピンで1名ずつである。が、感染に関してはイギリスにまで到達しており、WHOのマイク=ライアン博士(Dr. Mike Ryan)も流行の終わりを予想するのは時期尚早としている。

WHOのコロナウィルス発生と緊急事態の最高責任者ブルース・アイルワード博士(Dr. Bruce Aylward)率いる対策チームが今週中国入りし、ウィルスの調査に当たっている。これは1月の下旬にWHO局長テドロス=アダノム=ゲブレイエソス(Tedros Adhanom Ghebreyesus)が習近平国家主席と協定を結び調査の入国を許可されたのを受けての事である。

 

CFB Trentoで検疫を受けている213人については、検査が終了し全員がウィルスに感染していないことが確認された。また213人を運んだ飛行機のクルーたち25人も全員ウィルスに感染していないことがカナダの公衆衛生長官であるテレサ=タム博士(Dr. Theresa Tam)により発表された。

 

 

バンクーバーのコロナウィルス)

https://www.cbc.ca/news/canada/british-columbia/bc-coronavirus-update-february-14-1.5464511

(コロナウィルス記事)

https://www.cbc.ca/news/health/coronavirus-china-who-bruce-aylward-1.5459615

(CFB Trento)

https://www.cbc.ca/news/world/coronavirus-deaths-who-1.5459237

記事を書いた後の火曜日

コロナウィルス記事をまとめてみたが、はっきりいってさっぱりわからん。個人で集められる情報にしては雑すぎると思うし、これでも5時間くらいかけて集めてみたんだが、自分でも「これでいいのか?」というものが多すぎだ。第一、情報の信用性がどれもこれもなさすぎる。中国政府がコロナウィルスについてを発表したのが1月7日となっているが、それもカナダ政府概要にたった1文乗っているだけで、裏が取れない。

しかもこいつ危険性が本当にあるのかどうか疑わしい、世間が騒いでいるほど強烈な感染力があるのかも不明、致死率も3%だったり5%だったりばらばら。過去に流行したとされるコロナウィルスとの類似性もあるみたいだが、2003年に中国で流行した重症急性呼吸器症候群コロナウイルスSARS-CoV)は現状に近い8000人近い感染者で死亡775人(致命率9.6%)、2012年サウジアラビアで発生した中東呼吸器症候群コロナウイルス(MERS-CoV)で2494人、死亡858人(致命率34.4%)と過去のと比較してもばらつきが出すぎている。

ウィルスの作用が強力なので致死率が高いのか、それとも初期対応が遅れたため弱いウィルスでも高い致死率になったのか。情報がなさすぎる。

ざっくり思ったのは「まるで幽霊に怯えるような馬鹿馬鹿しさ」というのと「厚労省の情報だけで良い気がする」ということだろうか。

感染源は中国なのか野生動物なのか、人から人への感染力は、中国に滞在して居なくても感染するのか、ワクチンの開発は、WHOの対応は適切なのか、各国政府の方針は。これが恐らく後の世において様々な視点から語られるだろうが、当事者である私としてはまったく訳が分からないままに始まり、訳が分からないまま怯え、訳が分からないままに解決した(過去形である事を願う)と感じる。まるで四角い三角を見せられている気分で、「これはなんだ?」と聞いてもまともに答えられる人間がおらんのだろうなと感じた。まあつまり、ネットでいくら騒いでいても実際何が起こっているか知っている人間はそうおらんということか。

あと、数か月後にコロナウィルスについての詳細なレポートをどっか作ってくれないかなと思う今日はここまで、それでは。

コロナウィルスのこれまでと日本、カナダ等の対応まとめ。(追記あり。)

(注意)このブログはバンクーバー現地時間2/10時点で個人が集められるだけの情報を集め、それを元に作成されています。ですので、誤記や間違いが散見されるかと思います。

英語の翻訳はGoogle翻訳を使用したりと信頼性に欠けるため、あまり信用しないでください。

各種リンクはブログの最後にまとめて貼ってありますので興味のある方はそちらをご覧ください。

以上の事をご了承の上、記事をお読みください。

 

 

 

  • コロナウィルスについて

日本国立感染症研究所「コロナウィルスとは」、より

https://www.niid.go.jp/niid/ja/kansennohanashi/9303-coronavirus.html

Government of Canada「2019 novel coronavirus」より

https://www.canada.ca/en/public-health/services/diseases/2019-novel-coronavirus-infection.html

 

・ヒトに蔓延している風邪のウィルス4種類と、動物から感染する重症肺炎ウィルス2種類が知られている。新型コロナウィルスは(2019-nCoVと呼ばれている)この6種類とは違うウィルスで現在その調査・解明が世界各国で進んでいる。

 

・コロナウィルスの感染予防については厚労省はHPで以下のように呼び掛けている。

「まずは、石けんやアルコール消毒液などによる手洗いを行ってください。

咳などの症状がある方は、咳やくしゃみを手でおさえると、その手で触ったドアノブなど周囲のものにウイルスが付着し、ドアノブなどを介して他者に病気をうつす可能性がありますので、咳エチケットを行ってください。特に電車や職場、学校など人が集まるところで行うことが重要です。

また、持病がある方などは、上記に加えて、公共交通機関や人混みの多い場所を避けるなど、より一層注意してください。」

・また厚労省ではマスクについても述べており 

「マスクは、咳やくしゃみによる飛沫及びそれらに含まれるウイルス等病原体の飛散を防ぐ効果が高いとされています。咳やくしゃみ等の症状のある人は積極的にマスクをつけましょう。

予防用にマスクを着用することは、混み合った場所、特に屋内や乗り物など換気が不十分な場所では一つの感染予防策と考えられますが、屋外などでは、相当混み合っていない限り、マスクを着用することによる効果はあまり認められていません。」

 としている。

 

・発生から現在まで

2020年1月5日、WHOは2019年12月31日中国湖北省武漢市において原因不明の肺炎が発生したことが発表された(のちにこれが新型コロナウィルスであると判明)。1月1日には発生源とされた華南シーフード市場(Huanan Seafood Market)の消毒などの衛生措置が施されたが、1月3日時点で44件の症例が確認されており、この時点では肺炎が発生した原因は不明であった。しかし1月14日には日本で最初の感染者が確認され、1月22日になると、タイ2人、日本1人、韓国1人、台湾1人、米国1人と国外への感染が続いており、中国国内では1月12日に1人の死亡が確認された後8人が死亡し、440人の感染が確認された。

カナダ政府はカナダ現地時間1月22日シャンパーニュ外務大臣が「重要でない湖北省武漢市への渡航を制限する」と発表。1月24日には日本厚労省がワクチン開発を進めることを発表するも1月28日までに中国での感染者は4515人、死亡105人まで拡大。新たにベトナムシンガポール、フランス、オーストラリア、マレーシア、ネパール、カナダ、カンボジアスリランカ、ドイツの11国、合計16か国に感染が広がった。

2020年1月30日に、WHOは国際懸念の公衆衛生緊急事態(PHEIC)であると宣言。(追記)

コロナウィルスの感染を受け、各国政府は自国民を国外に脱出させるプランを実行。日本は1月29日と30日にチャーター機羽田空港に着陸、約400人の日本人が帰国。この際に8万円の自己負担について問題が上がったが、ここでは省く。2月7日にはチャーター機第4便が到着、これには日本人118人、中国人78人、台湾人2 人が搭乗。うち機内検疫により4人(日本人2人、中国人2人)が医療機関に搬送された。さらに国立国際医療研究センター(NCGM)の再度の検査によりさらに8人が医療機関に搬送された(日本人7人、中国人1人)。厚労省は残りの186人に外出を控えるよう呼び掛けており、菅官房長官は、「帰国後2週間は、外出を控えていただくとともに、健康状態の確認を継続的に実施するなど健康面のケアに万全を期していきたい」述べた。

カナダ政府の対応については2月2日にはシャンパーニュ外務大臣他2人の大臣が声明を出しカナダ人の本国への帰国計画を発表。ベトナムハノイに一度行き、その後許可が取れ次第中国武漢へ向かう予定であることを発表した。

以前ブログにも記載したが、2月6日カナダの外務・国際貿易省(Global Affairs Canada)のシャンパーニュ外務大臣は、用意したチャーター機武漢を出発と発表。現地にいたカナダ人176名を乗せカナダに向かっており、バンクーバー、そののち金曜日早朝にオンタリオ州にあるトレントへ向かうとも発表。

パトリシア・A・ハイデュ保健大臣は、本来194名を乗せる予定だったが、この18名あるいはその一部は病気の兆候があるため搭乗できなかった可能性があるとCBCで語った。

武漢を出発したチャーター機は2月7日の朝オンタリオ州トレントン、カナディアン・フォース・ベース・トレントン(CFB Trenton)に到着。

パティ・ハイドゥ保健大臣は176名の乗客の中にコロナウィルスまたはその他の病気にかかっている乗客はいないと発表。

依然武漢に取り残されていたカナダ人39名もアメリカがチャーターした便で武漢を出発、バンクーバーでカナダが用意したチャーター機に乗り換え、金曜日にCFB Trentonに到着。合計215名は14日間空軍基地内で14日間の検閲を受ける予定。

2月8日現在、カナダ政府が確認している国内での感染者数は、ブリティッシュコロンビア州バンクーバーがある州)で4人、オンタリオ州(首都オタワ、トロントがある州)で3人が確認されており、いずれも隔離状態である。2月8日時点で198人が検疫され、うち7人が陽性反応を示している。

2月3日には大型客船ダイヤモンドプリンセス号が横浜港に入港。10人の乗客から新型コロナウィルスの陽性反応が確認され、神奈川県市内の医療機関へと搬送された。2月10日時点で乗客439人を検査した結果、135人まで感染者は拡大している。

このほかのクルーズ船については日本政府が入港しないよう要請した「ウエステルダム号」が2月13日にタイ中部のレムチャバン港で乗客全員を下船させると発表。この船には日本人が5人乗っており、国土交通省は全ての日本人と連絡が取れており今のところ新型コロナウィルスに感染した人はいないと発表している。このほかいくつかのクルーズ船が入港を拒否されたり、寄港に足踏みする状況が続いているが、あまりに情報が錯綜しているためまとめきれない。私の中で確認できたのは、「スーパースター・アクエリアス」(乗客に台湾人が多かったため、台湾北部・基隆に寄港)、長崎に寄港していた「コスタ・セレーナ」と「コスタ・ベネチア」は現在所在不明。「シーボーン・オベーション」はタイに入港したという情報があるが「ワールド・ドリーム」についてはまったく情報がなかった。

 

長々と書いてきたが、最後にまとめとして2月10日時点のコロナウィルスの感染者数を記載する。(厚労省のページから引っ張ってきたスクショ)

以上でコロナウィルスについてのざっくりとした発生から現在までの解説を終わりたい。

 

 

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(参考)

厚労省のコロナウィルス感染予防の呼びかけ)

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/dengue_fever_qa_00001.html#Q8

(中国における原因不明肺炎について)

https://www.who.int/csr/don/05-january-2020-pneumonia-of-unkown-cause-china/en/

新型コロナウイルスに関連した肺炎の患者の発生について(1例目))

https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_08906.html

(カナダ政府発表の新型コロナウィルス発生源について)

https://travel.gc.ca/travelling/health-safety/travel-health-notices/210

中華人民共和国湖北省武漢市における新型コロナウイルス関連肺炎について(令和2年1月22日版))

https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_09043.html

シャンパーニュ外務大臣の声明)

https://www.canada.ca/en/global-affairs/news/2020/01/statement-by-foreign-affairs-minister-on-travel-to-hubei-province-in-china.html

https://www.canada.ca/en/global-affairs/news/2020/02/government-of-canada-evacuating-canadians-from-wuhan-china.html

新型コロナウイルスに関連したチャーター便に係る帰還邦人等の状況について)

https://toyokeizai.net/articles/-/327723?page=2

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200207/k10012276331000.html

https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_09395.html

武漢からのチャーター便)

https://www.cbc.ca/news/politics/airlift-wuhan-canada-repatriation-1.5453969

(カナダ国内のコロナウィルス感染者)

https://www.canada.ca/en/public-health/services/diseases/2019-novel-coronavirus-infection.html

(ダイヤモンドプリンセス号のコロナウィルスについて)

https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_09276.html

https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_09419.html

(他船舶について)

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO55373830X00C20A2EA2000/

(2月10日時点での新型コロナウイルス感染症の現在の状況と厚生労働省の対応について)

https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_09418.html